アフターピルや低用量ピルとカンジダ膣炎の関係

カンジダ膣炎は、真菌の一種であるカンジダ菌による炎症です。女性の10%は膣の中にカンジダ菌が検出され、他にも皮膚や口の中、腸などにも存在します。通常は症状がなく、増殖したときにカッテージチーズ状のおりものや、強いかゆみがあります。
抗生物質の使用や、ステロイド剤や糖尿病の薬の服用、疲れやストレスで身体が弱っている状態などの原因で、膣の中の乳酸菌ラクトバチルスが減少してカンジダ菌が増殖すると考えられています。
また、生理前後に見られることがあります。これは、生理前になると黄体ホルモンの影響で膣内が酸性になるため、酸性を好むカンジダ菌が繁殖するからです。
アフターピルやOC(低用量ピル)は、黄体ホルモンを含むため、これらを服用中もカンジダ菌は増加しやすくなります。身体の抵抗力を落とさないように、食事の栄養バランスにも気を配りましょう。OC(低用量ピル)によって、症状を繰り返す場合には、治療をするとともに、生活習慣を見直したり、通気性のよい下着をつける、ビデ洗浄を行うなどして様子を見ますが、頻繁に現れるようなら、一旦服用を中止することも検討します。
アフターピルがきっかけで発症した場合には、次回は避妊を確実に行い、アフターピルを再度服用することは避けましょう。OC(低用量ピル)の使用については、医師に相談するとよいでしょう。
治療は、抗真菌薬配合の膣錠と軟膏やクリームで、1週間程度連続して使用します。自覚症状があるときに性交渉をすると、症状が悪化したり、パートナーが感染する可能性がありますので、注意しましょう。コンドームを着用していれば感染の可能性は低くなりますが、100%確実とは言えません。

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